Ridiculus

雑記等

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No.4

Twitterのかべうちに投稿していたものです。

刀剣乱舞 塀本丸の話

……これで、いいのか?
主の時代は大した道具があるのだな。

俺は山姥切国広と言う。
これは、主から借りた、たぶれっとと言う道具の、音声入力を使って字に起こしている。
……この字はこれであっているか?そうか、良かった。

日々の記録をつけておくと、後で振り返った時に便利だから、という主の命で、今日から交代でつけることになった。
今日は近侍の俺がつけている。
何でも書いてよいそうだ。

……何を書こう。
この本丸は、今の主が来てから大体二ヶ月になる。
しばらくは俺と主だけだったこの本丸も、今は…50振程になったか。ずいぶん大きくなったものだ。
この後は、今週新しく来た刀剣達の歓迎会がある。
一人は蛍丸。先に来ていた愛染と手を取り合ってはしゃいでいた。形が小柄なので愛らしく見えるが、あいつの本質はもう少し大人なのではと思う。

もう一人は三日月宗近。天下五剣と名高い美しい刀だ。
絵姿でしか見たことがなかったのだが、実物広間に集まっていた刀剣たちが静まり返るほどの美丈夫。
鶴丸、髭切、膝丸と並ぶと、男の俺でも胸が騒ぐ眺めだった。
なのに主は何故かその隣に俺を並ばせようとする、解せん。

……き、綺麗とか、言うな。あいつらも気が悪いだろう。

もう一人は……山姥切長義。山姥切本科。
俺から見ると、人の関係に当てはめるとしたら、本家と分家、義理の親戚のようなものになるのか。
直接の関係はないが、顔も雰囲気もよく似ていると思う。
いつかは来ると思って覚悟はしていたが、思っていたほどの衝撃はない。

あいつは俺を偽物と言うのだが、あいつからすれば写しがあいつのいるはずだったであろう場に先にいるのだから苛立つのも仕方のないこと…
と俺は思っているのだが。
俺より周りの方が気にして、間に入ってくれた。
俺のようなものに対して、ありがたいことだ。
だがあいつも慣れない場で不安だろう。誰か面倒を見てやってほしい。


厨からいい匂いが漂ってきた。
燭台切と歌仙が中心になって、宴料理を作っているはずだ。
今の主が来るまでは、物を食べることをしてこなかったというのに、今はこんなにも食事時が待ち遠しい。

さて、粟田口を連れて配膳の準備に行ってくる。
主、このような感じで良いか?
上手く書けているだろうか。

そうか、良かった。では行ってくる。
……今剣も手伝ってくれるのか?すまないな。畳む

書いたもの

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